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雑学!なぜマンホールのフタが丸いのか [社会]

マンホールは外に出ればいくらでも存在していて見ない日はないくらいである。

マンホールの中というと漫画等では地下通路の入り口としてよく利用されるが、

実際マンホールの中を覗いてみると人ひとり取れるかどうかの水路があるだけのものが多い。


外国のマンホールの中はどうなっているかは分からないが、

大きな地下通路は日本ではほとんど存在しないだろう。



このマンホールだが、なぜマンホールと呼ぶのか知っていますか?

答えは簡単、man(人)とhole(穴)を組み合わせたものである。




しかし、これはmanを男と解釈して作業員には女性もいることから、

差別だという運動が起こったことがある。


その影響で、一度personhole(これも人の穴)とされたことがあったが、

全く定着はせずに忘れられていったという。






そんないろんな歴史があるマンホールだが、

マンホールのフタには丸いものが多いですよね。


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もちろん探せば丸くないものもあると思いますがほとんどが丸い。

これには大きな理由がありました。




マンホールは名前の通り人が入って作業する穴である。

マンホールのフタが間違って穴に落ちてしまったらとても危険だと思いませんか?

だってあの蓋50キロ以上の重さがあるのですから。



そんな危険から作業者を守る為、フタを丸くしているのです。

もしフタが四角だと対角線のほうがフタの一辺より長くなってしまい、

誤って落下してしまうことがある。


しかし、丸い場合は中を少しだけ小さくしてやれば、

どうあがいても落ちることはないのである。



まさに安全第一、作業員のことを考えて丸いマンホールのフタが採用されていたのである。

現在ではこのマンホールのフタは街の装飾として一役かっている。



フタに絵柄が造形され、色まで付けられ美しいものが存在しているからだ。

外国人がこのマンホールをみて、驚いたという記事をどこかで見たことがある。


c3355ca2.jpg



マンホール1つとっても日本の物づくりが生きているのである。

あなたも町のマンホールを意識して見てみてはいかがかな?

なにか発見があるかもしれませんよ。

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